ぼくたちのおうさま達 4
2010年 03月 06日
もうなにもかもめちゃくちゃで、僕達はなんとか
落ち着きを取り戻したがっていたんだ。 たくさんの王様がいすぎて
どの王様も絶対的な権利はもっていなかった。 王様同士も喧嘩して、
国はぼろぼろだったんだ。そんな時、一人の王様が新しく立ち上がった。
彼は 時間 という名の王様だった。
彼は誰よりも高いところからみんなを見下ろして、
国のいろいろなところを整頓しはじめた。 そして、
僕達に スケジュール っていう不思議なものを与えたんだ。
その日から、すべての事は、時間によって進められるようになった。
この王様に仕えるのは何時から何時、そしてその次はあの王様...。
そんな風にして、とっても忙しい秩序のある生活がはじまったんだ。
でも、みんな気づいていたよ。
時間おうさまが、毎日毎日少しづつ、僕達の 自由 をうばっていることを。
でもね、時間おうさまはいつもいつも高いところにいて、みんなを見張っているから、
だれも逆らえなかったんだ。
いつの間に僕もこんなに早く歩けるようになってしまったな。
落ち着きを取り戻したがっていたんだ。 たくさんの王様がいすぎて
どの王様も絶対的な権利はもっていなかった。 王様同士も喧嘩して、
国はぼろぼろだったんだ。そんな時、一人の王様が新しく立ち上がった。
彼は 時間 という名の王様だった。
彼は誰よりも高いところからみんなを見下ろして、
国のいろいろなところを整頓しはじめた。 そして、
僕達に スケジュール っていう不思議なものを与えたんだ。
その日から、すべての事は、時間によって進められるようになった。
この王様に仕えるのは何時から何時、そしてその次はあの王様...。
そんな風にして、とっても忙しい秩序のある生活がはじまったんだ。
でも、みんな気づいていたよ。
時間おうさまが、毎日毎日少しづつ、僕達の 自由 をうばっていることを。
でもね、時間おうさまはいつもいつも高いところにいて、みんなを見張っているから、
だれも逆らえなかったんだ。
いつの間に僕もこんなに早く歩けるようになってしまったな。
by YFA15904
| 2010-03-06 15:22