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He is my Shepherd.


by YFA15904
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He will make the way

前半は、I will make the wayなんてかっこいいこと言ったけど、

後半は、He will make the wayなんてもっとかっこいいこと言います。

でも本当に彼が道であり、one wayである、そんな後半でした。

僕が愛読する、Bibleには、こんな事がかいてあるんです。

旅にでる時、金とかもってかなくてもいいよー 

ってそんな都合のいい事がかいてあるんです。 

いろいろ解釈の仕方があるみたいだけど、めんどくさがりやの俺は、これはいいぞ!

ってことで、そんな旅を小さい頃から夢みているわけです。 

だから今回はそのちっちゃいバージョンをやってみました。 

キャンプにいった所は、メキシコとアメリカの国境の上にあるところで、

僕はその帰り道、国境のすぐ横にあるプレシディオという町で、みんなとお別れしました。 

だれも止めようとしないんだから、さすがに、俺をわかってくれています。 

ジーザスへの信頼度がすごいです。 

その時のもちものは

水 翔太さんの寝袋 汚れた服 パスポート 免許証 カメラ 懐中電灯 聖書   でした。

はじめはいつもの感じでまあ大丈夫だろーって、ヒッチハイクをはじめたんです。

でも6時間たって誰もとまらず、なんだか寒くなってきて、警察もBorder Patrol もうろうろしてるし

だんだん不安も増すばかりでした。 

最初はもごもご Jesus, help me っていってたのが、最後のほうはもう叫びに変わって、

きっと聞いた人はなんだこの変な人はって思ったのかな。 でもまず、最初の叫びが聞かれて、

一瞬だけ太陽がお出まししました。
He will make the way_b0099851_14491041.jpg
 
これですっかり上機嫌になった俺は、にこにこヒッチハイクを始めました。 でもすぐに太陽がかげって

今度は、本気で、寒さが危なくなってきて、ほっぺたもぶるぶる震えて、行き行く車に

愛想笑いもできなくなって、そんなものはもとからできないのだけれども、一応ベストはつくしていた

わけです。 寒さが大の苦手の俺は、すぐに不機嫌になり、また Jesus Jesusぶつぶつ言いはじめ

結局また叫びはじめたわけです。でも今度は、その余裕もなくなるぐらい体が冷え込んで、ついに

俺はしょうたさんの寝袋にくるまってひきこもりと化したわけです。 寒さと寂しさに半べそをかきながら、

いまだにJesusにあきらめがつかずに、ぐずぐずしていたわけです。  

体も限界が近くなり、もうこれは、あなた喧嘩ですよ、ジーザス、俺はおこったよ、ってなって

あてもなく歩き出した瞬間です、

反対車線の車が、すっととまりました。 どうせ反対車線だし、また冷やかしだろって思いながら見ると、

なんだか目が僕の事を心配してくれていました。 そしてこう聞いてきました。

「お前、どこ行くんだ?」

アビリン!って言うと、ちょっと困った顔をしながら

「この町では誰もとまらないよ!危なすぎるんだ。」

って。 あなた止まってるじゃんて思ったけど、その優しさに感動し、もう心は完全にsurrender状態。

「まじか?」

って俺も困った顔をする。 そうすると彼も困った顔をして、隣と奥さんと話す。そして俺とジーザスの

信頼関係を壊すどころか、もっと深くする言葉をはなつ。

「うちには呼びのベットはないけど、泊まってくか?」

寒さに凍えていた、俺は、その あったかさ にとびつく。 

彼等の名前はサムとオルガ。あんなに安心を与えてくれた家ははじめてだし、

あんなにあったかさを与えてくれた、カップルははじめてだし、あんなに愛を感じさせてくれた

缶スープははじめてだった。
He will make the way_b0099851_155169.jpg


車を丸1台つかって、俺のベットをつくってくれ、ストーブまでつけてくれて、俺は完全にいろんな

プライドを粉々にくだかれて、とっても心地よかったです。 

そして、僕に食べさせてくれた後は、素敵な家族の時間に僕も混ぜてくれました。
He will make the way_b0099851_1591529.jpg

サムと
He will make the way_b0099851_1593825.jpg

オルガ。

ちょっと長くなったんで、今日はここでおわりにするけど、少しわかった神様の俺らへの鍛え方は

限界までほっといて、限界をちょっとこえたあたりで助けてくれる。そうやって俺らの信仰をのばして

くれるんだなぁって。 だから限界まで走るのは、俺らの責任。 限界前に、神様と喧嘩はじめても

いい事ないけど、限界まで行って、 なんでだよ! って言おうとすると、

すっと、彼の手が俺の口をふさいで、だまって助けてくれるんだよね。 

そしてその助けは、自分がレースのどんな途中であたえられる助けよりも、なによりも

素敵で、僕を幸せにしてくれます。 

このサムとオルガのように。 あのあったかさは一生この心に残るんだと思うんです。

いやきっとです。 

僕とジーザスの仲をとりもってくれたんだから。

続く
by yfa15904 | 2009-03-15 15:18